Patisserie Sadaharu AOKI Paris BLOGをご覧の皆さん、こんにちは! またホームページのリニューアルに向けて夜な夜な時間に関係なく作業をされたスタッフの皆様、お疲れ様でした。美味しいもの、素敵なもの、気になるものなどなどをオンタイムで発信できるこうしたBLOGの存在は良いですね。シェフの、思い立ったら吉日とばかりに登場する素晴らしいスウィーツ情報も即、知ることができますし。

 さて、私は外部の人間でありますが、誰よりも内部で威張っているとパティシエの I ちゃんに言われておりますデコレーターです。SADAとフランス人の間では定着したこのパティスリーの、外から見た、または中で感じる素晴らしさをお話ししてゆきたいと思います。

 2001年8月の暑い日、「物件が見つかったー!」と携帯にシェフからの連絡がありました。それからの日々、自らにとっても生涯忘れることのない時間です。青木氏のミラクルでありすごい!ところは人を巻き込む力、これは天性のものでしょう。
 数日後、シェフの友人である天然社・矢野氏(東京渋谷)がデザインホテル視察のためパリ入りしました。ブティック物件のための諸手続き、作業に忙しかったシェフの代役として連日ホテル視察の矢野氏にお伴しました。パリの空気を十分に感じ、デザイン=洗練・モダンという新たな意味合いを持つスタイルをサダハル・アオキブティックで表現されたのでしょう。サラサラと設計図面が完成し、3ヶ月後のNOELに向けていよいよオープン準備が始まったのです。 つづく。