fruitrouge
いよいよ本格的な秋の訪れを感じるようになってきたこのごろのパリ。とはいっても今年の夏は、それこそ数える程しか暑い日がなくあまり夏らしくはなかったのですが……。秋の足音はランジス市場にも響き渡り、アルデッシュ産のクリがあちらこちらで並び始めるようになっています。美味しそうな旬の栗を目にして、青木は栗を調理したくてしょうがなくなってしまったようで、つぎつぎと栗系のケーキを手がけ始めました。第一弾となるのが長年にわたってAOKIの定番商品となっていたタルトフリュイルージュ。スタイリッシュな長方形に生まれ変わった新ガトーは、タルト生地を土台に炊きたての赤いフルーツのコンフィチュールを流し込み、サクサクとした食感のクランブル、クレームシャンティとエシレバターでのばした甘さ控えめの濃厚なマロンクリームがハーモニーを奏でる一品に仕上がっています。パリの各店舗から秋いちばんを届ける新商品。ぜひご賞味ください!